FANTASTICSのダンスが目を引く理由|“線のきれいさ”と空気の作り方がすごい

FANTASTICSのパフォーマンスを見ていると、最初に「うまい!」よりも先に、
“目が離せない”が来ることがあります。

動きが派手すぎるわけじゃないのに、
気づくと視線が吸い寄せられてしまう。

この「引力」って、実はちゃんと理由があるんですよね。

この記事では、ダンス・パフォーマンスの視点で、FANTASTICSの魅力をやわらかく整理します。
ライブや番組、映像によって見せ方は変わるので、ここでは「こう感じやすい」「こう見えやすい」という傾向として読んでください。

FANTASTICSは“動きで空気を作る”のが上手い

FANTASTICSは、パフォーマーの強さが土台にあるグループです。リーダーが世界さんと佐藤大樹さんであることも、公式プロフィールで紹介されています。

だからこそ、曲が変わっても雰囲気が崩れにくい。
「踊って盛り上げる」だけじゃなくて、踊りで空気そのものを作る感じがします。

たとえば、会場の温度を一段上げる瞬間。
逆に、ふっと静かな集中を作る瞬間。
この切り替えが自然で、見ている側の気持ちが置いていかれにくいんです。

目を引くいちばんの理由は「線のきれいさ」

FANTASTICSのダンスって、激しく動いているのに、どこか整って見える。
その正体は、身体の線がきれいなこと。

腕の伸び方、手首の角度、肩の入れ方。
止めるところは止めて、抜くところは抜く。
動きの端っこまで気持ちが入っているから、自然に“見栄え”がします。

Real Soundの記事でも、FANTASTICSの強みとして「高身長揃い」を活かし、長い手足が映えるスタイリッシュなパフォーマンスになる点に触れられています。
まさに、あの「見た目の気持ちよさ」が、最初の数秒で心をつかむんですよね。

「揃っている」のに、同じ顔にならない

群舞が得意なグループって、揃えば揃うほど“個”が薄くなることもあります。
でもFANTASTICSは、揃っているのに、それぞれの気配が残る

全員が同じ型に収まる、というより、
全員が同じ空気を共有している、という見え方です。

だから見ている側は、

  • 全体の美しさを味わう時間

  • 推しの瞬間を拾う時間
    この両方を、ちゃんと楽しめます。

「誰を見ても成立する」のに、「誰を見ても違う」。
このバランスが、飽きにくさにつながっていると思います。

タメと余韻で、同じ振りが“別物”に見える

ダンスの印象って、振付だけで決まりません。
同じ動きでも、タメ(ため)や余韻で、刺さり方がガラッと変わります。

木村慧人さんもインタビューで、「タメとか余韻を変えると見栄えが変わる」という趣旨の話をしています。
この感覚があるグループのダンスは、映像で何度見ても薄くなりにくいんです。

  • ほんの一拍遅らせる

  • 目線だけ残して体を動かす

  • 余韻を少し長く置く

そういう“細い調整”があるから、同じ振りでも温度が変わる。
FANTASTICSは、この細さがとても上手いと思います。

「見せ場の順番」がうまいから、最後まで見やすい

ライブで惹き込まれる理由は、ダンスがうまいからだけじゃなく、
見せ場の並べ方が気持ちいいから、というのも大きいです。

世界さんは、振付や構成を担うことが多い、と紹介されています。デビュー曲「OVER DRIVE」の振付に関する言及もあります。
また、佐藤大樹さんの公式プロフィールでも「OVER DRIVE」リリースが記載されています。

この「作る視点」がグループの中にあると、パフォーマンスが散らかりにくいんです。

たとえば、

  • 最初は“速くて強い”で掴む

  • 途中で空気を落として、目線を集中させる

  • 後半で一気に会場の熱をまとめる

こういう流れが整っていると、初めて見た人でも疲れにくくて、自然に最後まで見られます。

ライブの“流れ”をイメージすると、ダンスの良さがもっと入ってくる

FANTASTICSのパフォーマンスは、ざっくり言うと「波」があります。

序盤:まず“景色”で引き込む

フォーメーションの切り替え、立ち位置の移動、腕の線。
まずは視覚で「おお…」となるゾーン。

中盤:空気が近くなる

照明や間の取り方で、表情や息づかいが見えやすくなる時間。
ここで“人の気配”が増えて、さっきまでの景色が急に近くなります。

後半:熱がまとまる

会場の反応が揃って、空気が一つにまとまる。
動きそのものが、空気を押してくるように感じるゾーンです。

この流れを知っておくと、「今どこにいるか」が分かりやすくて、初見でも置いていかれにくいです。

初めて見る人ほど拾いやすい“見どころ”はこの3つ

まずは分かりやすく、3つのポイントに分けて見ていきます。

線がいちばんきれいに見える瞬間

腕を大きく使う瞬間、ピタッと止まる姿勢、角度がそろう場面。
読んでいるだけでも「きれい」が目に浮かぶポイントです。

フォーメーションが切り替わる瞬間

立ち位置が変わるだけで景色が変わる。
この“景色の変化”を言葉にすると、読者が映像を見返したくなります。

タメが効いて、空気が止まる瞬間

勢いで押すのではなく、いったん空気を止めてから動く。
この瞬間が入ると、全体がぐっと締まります。
(タメと余韻の話は、まさにここにつながります)

当日や映像で観るときの、小さなコツ

ダンスが得意じゃなくても大丈夫です。
むしろ、初めての人ほど楽しめます。

  • 最初は「全体の景色」を見る

  • 次は「手先」だけ見る

  • 最後に「表情」だけ見る

この3段階で見ると、同じ曲でも発見が増えます。
「全部を追う」より、「今日はこれを見る」を一つ決める方が、余韻が残りやすいです。

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