ONE OK ROCKのライブは、曲が並ぶだけじゃない。
熱が走って、空気が変わって、最後には自分の呼吸まで書き換えられる。
「DETOX JAPAN TOUR 2025」のセトリは、とにかく流れが強い。
序盤で会場の温度を一気に握って、
中盤で熱の質感を変え、
終盤でピークを更新していく。
だから、曲名を全部知らなくても置いていかれないし、
知っている人ほど「ここでこう来るのか」と胸が熱くなる。
この記事では、曲順のネタバレは必要以上にしません。
代わりに、このツアーのセトリがどんな“圧”で進んでいくのか――
その流れと体感だけを、言葉で追いかけます。
このツアーのセトリは「序盤で空気を握って、離さない」
DETOX JAPAN TOUR 2025のセトリをひとことで言うなら、立ち上がりが強い。
しかも、ただ爆音で押す強さではなくて、会場の空気を一瞬で同じ方向に向ける強さです。
たとえば公演レポやセットリスト情報を見ると、序盤から勢いのある曲が置かれやすく、会場を“起こす”作りになっています。
大箱って、熱が上がりきる前に空気が散ることがあるんです。でもワンオクは、そこを許さない。
「今から始まる」ではなく、「もう始まってる」の状態へ一気に引っ張っていきます。
中盤は“休憩”じゃない。熱の種類を変えて深くする
ワンオクのライブがうまいのは、盛り上げっぱなしにしないところです。
DETOX JAPAN TOUR 2025も同じで、途中で一度、熱の形が変わります。
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声を出す熱 → 息をのむ熱
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身体で跳ねる熱 → 目で追い続ける熱
ここで空気が落ちるのではなく、密度が増す。
この切り替えがあるから、後半で再び上がったときに“上がり方が雑にならない”。
そして、この中盤の切り替えを象徴するのが、ゲスト/フィーチャーの要素です。
実際、日産スタジアム公演のレポでは Paledusk と CHICO CARLITO を迎えた「C.U.R.I.O.S.I.T.Y.」「One by One」が記載されていて、空気を変えるポイントになっています。
「ただの曲追加」ではなく、ライブの肌触りそのものを変えるパートとして置かれている感じです。
終盤は“ピークの更新”が起きる。だから余韻が長い
このツアーの後半は、ピークが一回で終わらないタイプです。
「ここが山だ」と思った瞬間に、もう一段上が来る。
しかもそれが、演出だけで成立しているのではなく、流れの設計で起きている。
象徴的な例として、日産スタジアム公演の情報では 「The Beginning」がセットリストに含まれており、会場が“ひとつになる”局面を作っています。
この手の曲が入ると、盛り上がりは単なる熱狂ではなく、記憶に残る景色へ変わりやすい。
だから終演後に残るのが「楽しかった」だけじゃなく、“身体の温度が変わったまま”という感覚になります。
アンコールの“終わらせ方”が、ツアー全体の印象を決める
DETOX JAPAN TOUR 2025は、アンコールが「ごほうび」だけで終わらないのが強いです。
日産スタジアム公演の情報では、アンコールに 「Stand Out Fit In」「We Are」が入っていて、最後を“前へ押す”感覚で締めています。
この終わらせ方って、余韻に浸らせるというより、
「まだ行ける」「明日もやれる」みたいに背中を押す終わり方なんですよね。
大箱のライブでこれをやると、帰り道の空気まで変わります。
セトリの輪郭が見える瞬間|流れの押さえどころ
ここからは、雰囲気をつかむための曲名を数曲だけ挙げます(全曲一覧ではありません)。
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序盤の空気を握る側に置かれやすい:「Puppets Can’t Control You」
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大箱の景色を作る核になりやすい:「The Beginning」
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ツアーの“現在形”を刻むパート:「C.U.R.I.O.S.I.T.Y.」「One by One」(feat. Paledusk & CHICO CARLITO)
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終わりを“前進”に変える:「We Are」
このあたりを押さえておくと、
「DETOX JAPAN TOUR 2025のセトリはどんな感じ?」と聞かれたときに、輪郭が説明しやすくなります。
会場が変わると、同じ流れでも体感が変わる
同じ骨格のセトリでも、
ドームとスタジアムでは“届き方”が変わります。
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スタジアム:空があるぶん、熱が拡散しやすい → だから序盤の掴みがより重要
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ドーム:音の包まれ方が違う → 中盤の“密度”が強く感じやすい
だから「セトリが良かった」という感想も、実は会場体験とセットになっているんです。
DETOX JAPAN TOUR 2025は、その差が出やすい構成(ドーム&スタジアム)だからこそ、“流れ”を語る記事と相性がいいと思います。
まとめの代わりに:このツアーのセトリは「熱狂」より「設計」
DETOX JAPAN TOUR 2025のセトリは、
派手に盛り上げるだけの並びではなく、熱の種類を変えながらピークを更新していく設計が強い。
だから、曲名を全部知らなくても置いていかれにくいし、
初参加でも「今どこにいるか」を身体で理解できる。
そして最後は、余韻よりも前進感。
会場を出るときに残るのは、“終わった”より、“まだ燃えてる”のほうかもしれません。

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